アウデイTT バルブボデイのO/H(変速ショックの修理)
今回は熊本県からアウデイTTのバルブボデイが送られてきました。ATごと届きました。
ショックがでるということで、ATを下ろされたようです。
ATごと届きました。アウデイTTのATです。
バルブボデイO/Hもここまですると、結構手間がかか
ります。
試乗した後、バルブボデイを取外し、送られてきたATに
取り付けます。これで完成です。
今回は、バルブボデイのO/Hをして、テスト車にそれを
取り付けて試乗しました。バルブボデイをO/Hしただけ
では、適正な変速が確認できません。必要に応じて
油圧を調整します。高額なテスト機があるのですが、
実際に試乗して、バルブボデイの作動を確認するのが
最適だと思います。テスターの場合は数値のみですが
実車で試乗しますと、変速のフィーリング、変速する際
のタイミング、及び振動などテスターでは確認できない
状況を確認できます。
本日の試乗車はゴルフ5です。試乗を繰り返していますの
AT内部はかなり綺麗になっています。新゜品のATのよう
です。
アイシン製6速オートマの変速シッョクはまだまだ続く
ことと思います。デーラーでは高額な見積もりで、乗換
えを勧めますが、今のご時勢、簡単に乗り換えることは
難しいのではないでしょうか。まだまだ乗れる車をATの
不調のため、手放すのは何と残念なことかと思います。
それで、あきらめる前に、弊社に問い合わせてください。
ATを今迄以上のコンデションに回復いたします。
お任せください。
オートマのショック及び滑りはお早めに弊社にお知らせください。具体的な提案をさせていただきます
試乗の折り返し点、八風の湯です。一度はゆっくりと
入ってみたいものです。この八風の湯を折り返し、
工場に戻ります。
バルブボデイを取外したアウデイTTのATです。
下からはB1&B2クラッチが見えます。B1クラッチは
2速と6速で作動し、B2はリバースで作動します。
オイルパンを取外すと、ATFが焼けています。
焦げ臭くはありませんので、クラッチ及びブレーキ
パーツは大丈夫かと思います。
アウデイTTのバルブボデイ本体です。
K1クラッチ用のソレノイドバルブを外しています。
台風18号後の愛知川の水量です。まだかなりあります。