 |
Ｗ220に良く見られるオイル漏れの状況です。原因はリャーオイルシールにあると考えられますが、実際にはそうではありません。まずは、マフラーを取外します。Ｖ12シリンダーはそう簡単に外せません。 |
 |
マフラーを取外しました。その際、錆び、排気漏れなども点検し修復しておきます。コンパニオンデスク、センターベアリングなども亀裂、ガタがあれば交換します。 |
 |
ＡＴを取外した状態です。ｏｉｌが周りに飛び散っています。 上のパワステホースからもオイル漏れが見られます。交換します。なんとこのホース純正で110000円程します。しかし、このホース交換はそう簡単にはいきません。かなりの工夫が必要です。 |
 |
リャクランクシールのブラケットごと交換します。ここからもオイル漏れはありました。本来はシールのみでも良いのですが、ブラケットにドライバーかなにかでつけた傷があったので、交換します。 |
 |
クランク角センサーからもオイルが滴っていたため、念のためにシリンダーヘッド付近を点検しました。漏れがありました。ブローバイホース取付け部のプレートからです。このプレートを取外そうとする場合は、両方のシリンダーヘッドを取外す必要があります。これは大変です。この修理は別のときに掲載します。 |
 |
ついでにスロットルバルブを洗浄します。真っ黒でしたが、写真のように綺麗になりました。こうなると空気の流れが非常に良くなります。 |
